■当院で大切にしていること



☆まず安心して治療が受けられること。

   
清潔・安全。
病院などと同じWHO推奨の医療用高圧蒸気滅菌装置を使用し、
用具からの感染等の心配は全くありません。















☆ほっとできる環境。

ひとりの患者さんの治療に専念致します。かけもちでの治療は致しません。
他の患者さんに話を聞かれる心配もありません。

 
☆ものの見方。

「病気」でなく「人」をみることを大切にしています。
現代医学、東洋医学、心理学等の角度から、患者さん個々の生活リズムに
合わせて、ベストな治療方針、病の背後にあるメッセージを一緒に考えます。

 
☆治療後のこと

治療後も随時相談に乗れる体制を作り、家庭でできる自己対処法(養生法)
指導に力を入れています。

 
☆信頼関係を丁寧に作ります。

技術・経験はもちろん大切ですが、それ以上に患者さんとの信頼関係が大切
だと思っております。



基本的に以下の2点を大事にしたい
と思っております。

☆主体的選択のお手伝い


「からだやこころの病」にどう向き合うかは、
自分自身の選択です。

自分に合った治療家、自分の納得いく治療法、
そして自分の望む生活スタイルを、
当事者が主体的に”選択”をしていくことが、
回復への第一歩だと考えています。



主役はあくまで患者さん。



治療家のスタンスは、

出産における「助産師」、
舞台における「黒子」、

最近の言葉では「ファシリテーター」

のようなものであると考えています。



☆「つながり」を取り戻すお手伝い



ざっくりと申し上げると・・

「健やかさ(健康)」のポイントは


「つながり」



だと当院は考えております。



病んだり、バランスを崩している状態は、
つながりを一時的に見失っている状態・・。

ただし症状や現象を必ずしも「悪いもの」
とは考えていません。

症状や現象は、
「本来のつながり」を取り戻そうとする揺り戻し、
お知らせしてくれる信号のようなもの、
身体で言えば自然治癒力の発動と考えています。


では「つながり」とはどういうものを指すのでしょうか。



身体とこころ

身体の中の陰と陽

自分と他人(家族・家系含む)

自分と地域、国、自然

東洋的なものと西洋的なもの

見えるものと見えないもの(見えないけど大切なもの)

都市と農村(国内都市と農村、先進国と第3世界の農村)

故きと新しき

戦前の日本と戦後の日本

(日本人としての良さ、強さ←イデオロギー的なもの
ではありません)

などなど・・・




まだまだいろいろな切り口があろうかと思います。

中には、読むといまひとつ「???」で実感のない
項目もあろうかと思われます。


ひとつひとつの詳述は別の機会にゆずりますが、
上記のことは単なる概念ではなく、今を生きている
私達ひとりひとりの「健やかさ」に実はとても
大きく影響しているのです。


いくつかだけ具体例をあげると・・


●頭がぼぉーっとして首肩こりがひどく、
 冷たいものを 口にしたくなるが、
 足先は冷えて、睡眠は思うように
 取れない
(上半身と下半身のつながり、バランス)


●職場に苦手な人がいて、毎朝通勤の時間帯
 になるとおなかの調子が悪くなる、
 心療内科的症状(こころと身体のつながり)



●日々食べている豚肉と地球環境破壊の関係
  先進国で豚肉を食べる
 →豚は第3世界農村のトウモロコシを食べる
 →トウモロコシ畑をつくる為森林を伐採
  そしてそのことに先進国の人々は実感や自覚がない。



非常に大きな話しも入ってきてしまいましたが、
一言で「つながり」と言っても、個人レベルから
地球レベルのことまでありますが、われわれの想像
以上に実は密接につながり、関わり合っているのです。

当院は「からだ、こころの病」を持つ方々が、
本来持っている”強さ”を取り戻し、上記のような意味
での視野も含めてつながりを取り戻すことを大切にし、
お手伝いしていきたいと考えています。

以上ちょっと堅い話になってしまいましたが、
どうぞよろしくお願いいたします。